生きているということは年を重ねていくこと。

ちょっと前まではそんなこと考えたこともなかったけれど、
10年くらい前からは、この「一つづつ年齢を重ねていく」ことを実感するようになりました。

最初は肌の色つやが衰えてきたとか,、シワが増えたとか、
そういう変化を感じていたのが、
次第に体力的に衰えてきた変化を感じるようになり、
ここ数年は気持ちの変化を感じるようになりました。

新しいことをするのに、「ヨッコラショ!」という気持ちが強くなってきた。
なんか面倒くさいなあと思う。
「今日でなくてもいいや。そのうちにしようっと!」と、
いろんなことを先延ばしするようになった。

私はどちらかと言うと好奇心が旺盛なタイプでした。
無謀な怖いもの知らずで、とりあえずやってみよう!と言うタイプでした。
考えてから走るよりは考えずに走る、走りながら考える。
私の中の辞書に「慎重」という言葉は、かつてだったらなかった。。

だけど、今は違います。
大丈夫かなあ、もしも○○だったら・・・と、いろんなケースを考え、いろんなことが心配になります。
何事にもとても慎重になりました。
いろいろ心配しているうちにトライすることが面倒になってきて、結局やらなくなってしまう・・・

かつては石橋を叩かずに渡っていたのに、今では石橋を叩いて渡る前に壊してしまう自分に気づいて驚くことがあります。

最初は、自分に自信がなくなってきたせいだと思っていました。
そういうこともあるのかもしれませんが、たぶんそれだけじゃない。
年齢のせいもあるのではないかと思っています。

年齢のせいにするな!
と言う声が聞こえてきそうですね。

もちろんそれだけではないでしょう。
もちろん個人差だってあると思うのですが、人は年を重ねていく中で少しづつ面倒くさがりに変化していくんじゃないかしらん?!
「いろいろ心配する」言い訳を作りながら。

だから隠居したのではないかしら。
「老いては子に従え」と、子どものいうことを聞けたのではないかしら。

だけど今は寿命が延びて、まだまだ先がずっとあります。
面倒くさがって何もしない時間が、ずっとずっとつながっていく。

面倒くさいなあ、無理かもなあ、と思っても
意識してやっていかないと、だんだん何事も面倒くさくなっていくのではないかと感じています。

自分がこんな風に気持ちが変わっていくことを実感しながら、
「年を重ねる」って、こういうことでもあったのかと気づかされる毎日。
意識しないと気づかないけど、気づいたことがちょっとうんざり、だけど嬉しく不思議な気持ちです。

 

 

 

 

40歳を超えると、急に親が弱ったり、重篤な病気が身近になったり・・・
ポツポツと「死」を考える機会が出てきます。
そんな時が新終活のタイミング。
死を考える「終活」から、素敵に生きることを考える「新終活」の提案です。

==================
定年女子の生き方、働き方、新終活等、よろず相談承り中。
個別相談は、定年女子相談室へお気軽にどうぞ。

生き方・働き方を考える勉強会コミュニティ、Club Zakkyは毎月第3火曜日に開催中です。
Club Zakkyは、ゲスト参加随時募集中です

石崎公子のプロフィールは、こちら
==================
ご相談やご質問など、お気軽にご連絡ください。
e-mail:info✰travessia.biz   ✰を@に変更してお送りください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です